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薬剤科

薬剤科の理念

病院基本理念に基づき、医療の担い手として、患者さんに安全な薬を提供します。

基本方針

  • 薬剤師の職能を高めるべく自己研鑚に励みます。
  • 医薬品の管理、適正使用の確保に努めます。
  • 他部署と積極的に連携を図り、より専門性の高い薬剤師を目指します。
  • 誰にでも誠意をもって対応します。

以上のことを常に念頭におき、日々の業務に取り組んでおります。

薬剤科紹介

当薬剤科では、患者さんに安心してお薬を服用していただけるよう日々業務を行っています。主に、「調剤業務」や患者さんが服用する薬剤の効果や副作用に関する説明などをする「薬剤管理指導(服薬指導)業務」を中心に行っています。「注射剤の混合業務」や「薬物治療モニタリング」、「DI(医薬品情報管理)」など医薬品に関する多くの業務を担っています。最新の医療に関する医薬品の情報を把握し「安全で効果的な薬物療法」が行えるよう、患者さんや医師・看護師などの医療スタッフへの適切な情報提供をすること。またそれらの情報を活かして医療チームの一員としての貢献を念頭に日々精進しています。

薬剤科の組織体制

薬剤科には8名の薬剤師と3名の薬剤助手が在籍し、日々の業務を行っています。
2021年に院外処方箋を発行するまでは、入院・外来の調剤業務が大半を占めていました。
院外処方箋の発行を開始してから、薬剤師の業務が大幅に変化しました。
入院患者への薬剤管理業務等が中心となり、院内のチーム医療の一員として活動しています。
現在、より専門性の高い薬剤師が求められており「専門・認定制度」が各種学会を中心に整備されています。そのような資格を取得できるよう部署内をはじめ、病院全体としてサポートを行っております。
※院外処方箋の発行は2021年4月より開始
※病棟業務実施加算は2021年5月より算定開始

薬剤科スタッフ

薬剤師:8名
薬剤助手:3名
■取得資格・認定 2022年12月現在
外来がん治療専門薬剤師:1名
日本臨床栄養代謝学会NST専門療法士:1名
福岡県北九州地区糖尿病療養指導士:3名
認定実務実習指導薬剤師:1名
日病薬病院薬学認定薬剤師:1名

薬剤科の業務

調剤

医師が処方した処方せんに従ってお薬を作っています。
調剤する前に必ず、お薬の量や飲み方、飲みあわせ、重複投与などのチェックをして疑問があれば医師に確認しています。 また、全自動錠剤分包機を活用して、患者さんが薬を服用しやすいように数種類の錠剤を患者さんの お名前・科名・服用方法を印字し、1包ずつ包装もしています。









医薬品管理業務

医薬品の購入、保管、使用期限などの品質管理を行っています。また、麻薬や向精神薬、毒薬、血液製剤に関しては、管理簿を作成・保管し、事故・盗難防止に努めています。同じように、各部署のストック薬剤についても定数・品質の管理を行っています。また薬品の期限切れや、デットストックをなくすためにも、定期的に期限チェックや薬品の使用患者の有無を確認し適正在庫を置くように取り組んでいます。









お薬の説明(薬剤管理指導)

安全・安心にお薬を服用していただくため、効能・効果・使用方法・副作用などを患者さん個々にお話します。また、入院前から飲まれているお薬(持参薬)に関しても薬剤科で処方内容をチェックします。入院の際は、服用中の薬や「お薬手帳」、薬の説明書等の持参をお願いいたします。









医薬品情報提供

お薬は、情報と一緒になることで安全に使うことができます。薬剤科では、お薬に関する情報の収集・検索・管理を行います。医師や看護師、その他スタッフ、患者さんからの問い合わせなどに対し、情報を提供しています。厚生労働省からの緊急安全情報などは、院内の掲示板を使い、配信しています。









チーム医療への参画

各専門のチームに参加し、より良い医療を目指します。
○NST(栄養サポートチーム)
○褥瘡対策
○院内感染対策(AST、ICT)
○医療安全  など

がん化学療法への関与

安全にがん化学療法を受けていただくため、投与量・投与時間・治療間隔・その他患者さまの状態などを確認し調剤を行います。
診察前や外来化学療法室で薬剤師面談を行い、副作用の確認やお薬の説明を行います。
また、清潔・安全に治療が行えるように安全キャビネット内で抗がん剤の調製を行っています。









がん化学療法レジメン

当院で実施する化学療法のレジメンを公開いたします。
※公開可能な代表レジメンのみを掲載し、適宜更新いたします。


悪性リンパ腫   胃がん   肝がん   大腸がん   胆道がん   乳がん   膵がん

問い合わせ先

九州鉄道記念病院 薬剤科


TEL:093-381-5661(代表)【平日:9時-17時】
FAX:093-381-1077
提供した情報に関する問い合わせや、副作用対応の緊急性の確認等にご使用ください。
※緊急性のない場合は、原則としてFAXによる情報提供・共有をお願いします。